コントレイルが遊びながら圧勝するという衝撃の日本ダービー。
無観客の東京競馬場に大歓声が響いているように思えてしまうほどのリアルさを感じた中での非現実的にも思える強さに興奮が今でも冷めません。
私は動画で予想していたようにワーケアから入り馬券は壊滅しましましたが、その後に何度も日本ダービーを見直して「なんと価値のある日本ダービーなんだ」とありがたい気持ちになりました。
おそらく同じメンバーで叩かれば100回中70回以上はコントレイルが勝つでしょう。
コントレイルを徹底的に潰す競馬をする馬がいたとしてもそれぐらいの強さがあるはずです。
そんな強さをもち福永騎手が「遊びながらダービーを勝った」と言うほどの余裕がコントレイルにあるわけですが、、、だからこそこのレースは面白かった。
レースが始まるとコントレイルの横にディープボンドとコルテジアが位置取りました。
ノースヒルズでチームプレーをして徹底してコントレイルをサポートするというフォーメーションを形成したように見えたわけですが、ここまで強いコントレイルに対してサポートをするということがまさに日本ダービーの価値や重みなんだろうなと思ったのです。
最終的にはコントレイルのために道を明けたように見えるディープボンドとコルテジアを無視して、外に外に遊びながら走りつつ圧勝するコントレイルの姿がより怪物性を表現しつつ、またある意味ではコントレイルの嫌味のない強さというか・・・キュートさを感じました(笑)
私は強いだけの馬は嫌いですが、このようなキャラのある馬は大好きです。
非常にスター性を感じるコントレイルですが、彼がこれから競馬の主役に立つ中でもちろんそれを倒す馬が出てきてほしいと思いますし、ギャンブルだけではくスポーツとしての競馬の魅力も背負って戦っていってほしいなぁと思います。
また、余談ですが今年も日本ダービーが人馬一体のコンビで勝利したことには安堵しました。