JRAが2020年に掲げていたテーマ・キャッチコピーが競馬の結果として現実になっているのは・・・予言だったのか？

911の貿易センタービルの同時多発テロや311の東日本大震災など、これらの歴史的大きな事象が事前に映画や漫画の中に記載されていたなんて話は有名です。

面白いもので、クリエイターが作りだすモノにはこのようなことが昔から多々ありまして、最近では東京オリンピックとアキラの内容なども話題となりました。

なのでものを作る人、考える人には何か直感力があるのではないか？なんてことを思うことがあります。

そんな中で面白いのが2020年のJRAのキャッチコピーとテーマです。

2020年も「HOT HOLIDAYS！」

JRAでは、2020年においても、引き続き「HOT HOLIDAYS！」をキャッチコピーに、世の中の皆様にとって競馬が熱く楽しい休日の過ごし方となるような、とりわけ競馬未経験の方々の心が競馬に向かい出すスイッチとなるようなプロモーションを展開してまいります。

中央競馬は、毎週土日に行われている休日最大級のレジャーであり、競馬未経験の方々にとっては「新しく、楽しい休日」が待っている、ということを表現しています。

兎にも角にも2020年は「初心者の人が競馬に興味を持つようなことをする」「競馬未経験者にとって”は”楽しい週末がある」という謎の言葉を書いているわけです。

いやいや・・・馬券を毎週買っている僕らに失礼じゃないですか（苦笑）

ということはおいておきますが、何にしても競馬初心者の人のアンテナにかかるようなことをしながら、休日の馬券も楽しめるよ！というテーマを掲げているわけです。

さて、それを受けて今年を考えてみましょう。

無敗の三冠馬、無敗の牝馬三冠馬、九冠馬が誕生。
兎にも角にも毎週何かしらの記録が生まれる。
何なら一番人気の勝率七〇％という異常値で、ビギナーが競馬新聞通りに買えば当たる。

まさに、2020年のJRAのテーマ通りにことが進んでいるわけです。

これを大きな意味で「サイン」と考えているサイン好きな人もいるかもしれませんが（僕はサイン馬券は大嫌いというか理論と認めていませんが）このキャッチコピーを考えた人が何か予知能力をこの時に開花したのではないか？なんて思えてしまうのです。

さて、明日のチャンピオンズカップでクリソベリルが勝てば国内無敗でチャンピオンズカップ二連覇の記録と一番人気のG1での連勝がまだ続くことになります。

勝率が高くても40％台、これは常識なのですがその常識を倍の数値で超えていく勢いの異常事態ですが・・・その翌週はソダシが勝利して「白毛馬のG1勝利」という記録と「一番人気のG1での連勝」がまだ続くかもしれません。

そして、後はルメールが残り一つG1を制覇すれば年間の勝利数記録を達成。

果たして、ここまでJRAが二〇二〇年に思い描いた結果になるのでしょうか？

そもそも・・・競馬の結果以外で何か初心者向けのプロモーションしてましたか？（笑）

そう考えると・・・やはり予言だったとしか思えないんですよね。