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エリザベス女王杯2025 注目馬分析メモ


📝エリザベス女王杯 注目馬分析メモ

(ショート動画原稿をX用に再編集)

🐎アドマイヤマツリ

前走は休み明けで馬体重+16kg。

加えて初の坂路追い切り、初の逃げと、どういうわけか実験的なレースとなってしまった印象で結果は7着。

クッション値別の成績はやや高め好成績傾向ですが、クッション値10.5以上の経験は無く、今の京都競馬場ではまた「初」が待ち受ける可能性も。

追い切りがウッドの場合時計が地味なことが多いですが、それ故に地味な内容でも馬の個の部分での減点はしなくて良いのでは。

🐎エリカエクスプレス

勝利レースはクッション値9.9と10.0、秋華賞はクッション値10.8で2着。

クッション値9.6以下では全て馬券外となっている戦歴なので、京都競馬場で高いクッション値の方が良いのではないか。

特に杉山厩舎のお得意な坂路終い11秒台加速ラップでも、低いクッション値では1.1差負けしていることも含めて考えれば、好調教で高いクッション値ならベストとなる可能性はあります。

🐎オーロラエックス

クッション値10.5以上で4戦3勝3着1回。

それ以下では[2-0-1-4]と戦績は大きく違います。

登録メンバーの中で「クッション値の高い京都で3勝」は1位。

「4戦して馬券外無し」はパラディレーヌと並んでの1位。

過去全てのレースで坂路加速ラップ仕上げ。関西ではほぼ前日坂路で速めの時計が入ることも特徴。

稍重以上で不成績、高いクッション値で抜群ということから、晴れるか雨かで相当評価を変えたい印象が強いです。

🐎カナテープ

クッション値はやや低めの方が好成績。

クッション値10.0以上では2戦して3着と6着で、京都クッション値11.5ではキャリア最大の0.9差負けをしています。

ここ4戦連続でウッド5F66秒台の好時計で仕上げて馬券外が無く、今回も追い切りで継続して好時計を出せるかどうかには注視したい。

(※関東では前日坂路速めは堀厩舎の特徴ですが、今回は京都なので滞在でもしない限り前日坂路は無いことが普通)

🐎ケリフレッドアスク

クッション値10.3の1勝クラスは躓くロスはあったものの、1番人気を背負って4着。

秋華賞はクッション値10.8で11着と、10台で馬券内無し。

調教はそこまで目立たないが、それで走る馬なので気になりませんが、

前日坂路を入れて「あぁこれで追い切り地味な分が埋まるのか」と思った時に限って見事に連対できておらず。

🐎ココナッツブラウン

クッション値10.0以上で馬券外無く、クッション値10.5以上でも[0-1-2-0]。

上村厩舎らしく土日坂路最速時計も前日坂路追いも速いことが特徴。

札幌函館で5戦5連対という戦績が印象的ですが、他場含めて掲示板を外したことが1回だけの安定感。

クッション値7, 8, 10, 11台で上がり1位の脚を使っているように、終いはハイレベルで安定。

🐎サフィラ

クッション値11台を2度走り1勝と3着1回。

天気次第ですが京都競馬場なら11台は有り得る話なので、この戦歴はもちろんプラス要素。

気になるのは、土日坂路最速が速い時は良い成績も、土日ウッド最速時計がある場合は一度の3着があるだけで他4戦は全て大幅に負けている点。

※分析時点ではその日が来ていないだけに、各自でご確認いただければ。

🐎シンリョクカ

クッション値9.5以上で勝ち星無し。

調教部分の個としての特徴もあまりありませんが、竹内厩舎なのでとりあえず5F67秒台以下はほしいところ。

また同厩舎の特徴から土日坂路・ウッドダブル使いなどは魅力で、特にウッド有りは魅力ですがシンリョクカでは過去1度しかなく。

どこかのタイミングでそれがあるなら面白いなぁと妄想。

※分析時点ではその確認ができないですので、各自でご確認を。

🐎ステレンボッシュ

クッション値9.7以上で馬券外無しを継続中。

ここ3戦は9.2, 8.9, 7.7と低めで続いている凡走から巻き返すには、京都競馬場が良馬場で高いクッション値なら、と思ってしまいます。

土日ウッド最速時計が速いことが多い馬であることも特徴的。

追い切り時計もウッド5F66秒台が多く、平均でも66.9秒と速い。

追い切りが好時計であることが普通の馬なので、メディアの煽りには注意必要。

🐎セキトバイースト

クッション値10.7の秋華賞で13着。

クッション値10.2のアイルランドTで10着。

現時点では10台以上の高めでは二桁着順のみ。

一方で、稍重以上では[1-2-1-0]と馬券外無しで天候がどうなるか重要。

四位厩舎お得意の土日坂路ウッドダブル使いのウッド速めから、追い切りウッド終い11.5秒以下パターンでも、勝利しているのは過去稍重の時だけ。調教も馬場も揃ってくれないと魅力半減。

🐎パラディレーヌ

クッション値10.5以上を4回走り2勝3着2回。

秋華賞で大外でも推した理由はクッション値10.8だったからです。

今回また京都で高いクッション値の場合は5連続の馬券内は遠くないはず。

京都クッション値10.5以上で4回以上走り馬券外無しの成績は、登録馬の中でオーロラエックスとこの馬しか持っていません。

前走は坂路追い切りに変更しましたが、千田厩舎なのでウッド遅めで余裕を持たせて仕上げてくるほうに戻る方が魅力的。

🐎フェアエールング

クッション値9.5以上で全馬券外。

札幌にしても福島にしても小倉にしても、低めなら好走が多い馬。

勝ち星はクッション値8.8以下しかなく、クッション値バカ高い京都競馬場が待っているとすれば不安要素は大きいかも。

ただ福島牝馬Sと前走オールカマーで、ウッド追い切り時計が5F65秒台前半と急激に調T(ママ)が速くなってきている中で好走しているので、かなり良い状態、成長度も高いのではないかとも思える。

和田厩舎は遅い時計で回収高めな部分もありますが、信頼度的には速いほうが良いだけに、今回も追い切りに注目。

🐎ボンドガール

常に重賞での主役候補として人気を背負うものの、勝利したレースは新馬戦だけという状況が続くボンドガール。

ここまで単勝人気をし続けるのは引っ込みがつかなく買ったファンが多いからなのかと思えるほどで、買いたいと思っても妙味はないという状況はまだ続くのでしょうか。

クッション値10.0以上で3戦2着1回3着1回がありますが、もうこの馬に関しては小さな運とか…バタフライエフェクト的なことのほうが重要なのでは。

手塚厩舎なのでここで坂路11秒台加速ラップ仕上げなどがあって、人気が落ち着いているような状況なら買いたい。

🐎ライラック

クッション値10台では馬券内になったことがない。

いつか何かをしてくれそうな馬であることは事実ですが、何かを起こせそうな直線を経て4着までが続いており、勝利という点では2022年まで遡ります。

出走すればエリ女に4年連続となりますが、ことエリ女に関しては2, 4, 6着と相性が良いことも事実。

23年の有馬記念ではまさかの坂路追い切り50.4秒を見せた馬ですし、新美浦坂路組、そしてその世代が活躍している流れもあるだけに、4度目のエリ女は坂路追い切りで悲願を目指してくれたら無条件で買いたい気持ちがある。

🐎ランスオブクイーン

クッション値11.2のシドニーTを勝利している実績は1つの魅力。

土日坂路最速がある頻度は少ないですが[2-0-0-1]の結果。

特徴的なのは、ウッドの終い時計が速く目立った時に連対できず、「今回は終いが地味だなぁ」という時に好走していること。

具体的には11.5秒以下なんかを出すと好走しきれず、11秒台後半から12秒台辺りだと妙に本番で元気。

🐎ラヴァンダ

中村直也厩舎といえば坂路好時計仕上げで、まさにその代表格ですが、前走は53.2秒の地味目で勝利。

考えてみると中3週で過去に唯一遅め時計だった秋華賞でも13番人気4着ですし、**詰めている時は緩めの方がいいのか?**という仮説も浮上中。

クッション値は9.5以上と9.4以下では大幅に高めの方が好成績。

クッション値10.7の秋華賞で4着、クッション値11.2のシドニーTで2着、クッション値10.2の前走で勝利と、高いところは得意と言える結果。

稍重以上では[0-1-1-3]ですから晴れを祈る方が健全か。

🐎リンクスティップ

デビュー戦がクッション値10.5で2着。上位組が次走見事に好走したメンバーでの着差0.0なので勝ちに等しいと言えますし、2戦目はクッション値11.0で勝利ですから、高めのところは得意と考えてもいいかも。

その後は稍重のきさらぎ賞と桜花賞でも好走しており、前走は展開向かずと、ここらでの巻き返しは十二分にある。

追い切りはこれまで全て坂路で2F→1Fを0.7~1.2秒と大きく伸ばす形。過去の戦歴が良いのでここで大幅な調教の変化は無い方が良いのでは。

🐎レガレイラ

木村厩舎のベタな調教、土日坂路最速が速く追い切りはウッド。

レガレイラは土日坂路が53秒台以下しか出してきていないほど速く、終い11秒台加速ラップであることも当然レベルで、ここ5戦でも4回が該当。

逆に言えば、そこまでの調教じゃないと不安要素が…という印象。

クッション値的には10.0の有馬記念は勝利していますが、晴れの場合に想定されるクッション値11前後の実績は無いという見方になってしまう。

🐎ヴェルミセル

クッション値10台の経験はジャスト10.0が2回で1着と3着(10人気と15人気で)。少し気になる存在。

吉村圭司厩舎の馬ですが、馬の個としては**「2週前土日坂路最速有り」→「土日坂路最速有り」→「坂路追い切り」**という流れの時に[3-0-2-4]と好走が偏っていること。

※分析時点では11月2日に坂路を使われているので、直近の土日と追い切りも坂路で、加えて「高いクッション値が良い説」まで全て該当すれば面白い。

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